2020年3月18日
キュービクル、制御盤内に収める警報表示ユニットの特許を取得しました。 盤内の警報表示回路をコンパクトにするために、写真の警報表示回路を収めたユニットです。 これにより、警報表示回路の標準化と設計、製造の時間短縮が可能となります。
警報表示ユニットは、3つに分割されており1)電源ユニット 2)ベルブザーユニット 3)警報検出ユニットに分かれています。3)の警報検出ユニットは1ユニットで8項目の検出と出力(表示)を出すことが出来ます。このユニットは最大4ユニットまで増設出来る為、32項目までの警報表示に対応できます。 ユニット化することで、非常にコンパクトな実装サイズとなり、取付スペース、設計時間、製造組立時間の短縮ができます。特許取得しました。
ユニット構成仕様
1)電源ユニット 入力 AC100V 1A以下 出力 DC100V±5V 1A以下 2)ベルブザーユニット 警報停止回路(タイマ停止含む)、表示復帰回路を実装し、無電圧接点でベル、ブザーを鳴らす回路です。 3)故障検出ユニット 1ユニットで8回路の故障検出が可能、4ユニットまで拡張可能(全32回路まで拡張可能)
写真は、左から電源ユニット、ベルブザーユニット、故障検出ユニットです。
この警報表示ユニットを使うことで、32回路までの警報表示回路を補助継電器等を組み込まずに簡単にシーケンスで考えていた回路をユニット化して置き換えが出来ます。
例えば、キュービクルなどで1面で5~6点(1ユニット最高8点)の故障表示を表示したい場合に、このユニットを使えば、故障項目をホールドさせ表示を点灯させることができます。また同時にベルまたはブザー回路へ鳴動する接点を出し、その後故障原因が解除された後に表示復帰入力でホールドが解けて表示も消灯します。この動作をこのユニットで簡単に置き換えが出来ます。是非使ってみて下さい。
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